• Sales Promotion
  • 01 「営業しやすいカタログ」を作る
  • 02 実機を出せない設備・装置を売る
  • 03 競合のシステムより良く見せたい
  •  

05 次につながる企画書を作る

企画書の基本型データ共有とルール設定

顧客への企画書を営業担当者が各自で作成している企業では、「似た案件の企画を一から作って非効率」「人によって会社紹介を全くしていなかったり詳細すぎたり、情報レベルが違いすぎる」「同じ会社なのにフォームがバラバラ」などの課題を抱えているケースが少なくありません。OLICEでは、これらの課題を解決するための企画書フォーマット作成やルール設定、個別案件の企画書作成などもお手伝いさせていただいております。

企画書もブランディングの一要素

企画書は、カタログやWebサイトなど公開型の媒体よりも踏み込んだコンテンツとしてBtoBの営業活動に欠かせない重要なツールであり、それと同時に、カタログやWebサイトと同様、ブランディングの重要な一要素でもあります。企画書で品質が低い印象を与えてしまえば、その提案だけでなく企業自体にも同様の印象を与えかねません。VIからかけ離れたイメージや製品カタログと全く違うイメージの企画書では、製品・企業に対する印象はチグハグなものになってしまいます。企業から発信されるものは、その一つ一つの集積で企業イメージ(ブランド)を形作っていくのです。
また、当然ながら企画書の完成度は提案自体の印象を左右します。提案内容が良くても企画書が悪ければ十分にそれを伝えることはできません。営業担当者が各自で作成している場合でも、一定の完成度と作業効率、イメージの統一を実現することが目標になります。

企画書フォーマット共有による
効率化と統一化

これらの課題を解決するための方法として、企画書フォーマットの共有がよく行われます。企画書の雛型をPowerPoint等のデータで用意しておき、あとは各自でカスタマイズするだけでレベルの高い企画書を作成できるようにすることで、一定の完成度と作業効率化、イメージの統一を実現することが可能となります。
会社紹介や製品・サービス概要など利用頻度の高いコンテンツや会社として必ず入れたい情報は、毎回作成せずにそのまま使用できる共通データでルール化。コンテンツ面でも個人によるバラツキを防ぎます。また、大きく印象を左右するカラー設定についても作成者各自の好みで設定しているようなケースが多く見られますが、フォーマット化で統一を図ります。さらに、カタログやWebサイトとイメージを揃えることでブランディングを強化。各ツールの総体で「信頼感」を訴求し、良質なコミュニケーションのサポートを行うことが重要です。

大型案件や高価格帯サービスの企画書

企画書を提出する機会が1案件につき1回であれば問題ありませんが、大型案件や高価格帯サービスなどで複数の階層に決定権者がいる場合、企画書を何段階かで提出する必要があります。そのため、社内で制作する企画書にも、一次・二次・…と、統一されたフォーマットで、情報深度を客先の求める情報レベルに合わせて展開する戦略が必要になります。社内で誰でも使えるアプリケーションなのに、PowerPointでの企画書フォーマットや、個別案件の企画書の制作を営業企画部門がデザイン会社へ依頼されるのは、自社のサービスが付加価値の高いサービスであることを実証するため、ともいえるのです。

カタログ・Web用のリソースを流用して
グレードアップ

企画書に使用する説明図などは、アプリケーション付属の素材などで済ませてしまいがちですが、説明図などのパーツの品質は企画書の印象、提案内容自体に対する印象を左右するものです。これらのパーツも繰り返し使用するものが多くありますので、社内で共有できるパーツを用意しておくと有用です。
OLICEでは、カタログ・WEB用に作成したイラスト・写真をご希望に応じてJPG等の画像データでご提供しており、企画書に流用してご使用いただくことも可能。企画書用の共通パーツ作成も行っています。